こんにちは!
鶴瀬あおぞら歯科クリニック院長の藤原仁です!
これから定期的に、患者様の口腔知識が向上していただくためのブログ記事を発信していきたいと思いますので宜しくお願いします!
今回のテーマは、
「感染症予防に口腔ケアは有効なの?」です。
2020年は、コロナ感染症(COVID-19)iが猛威をふるい、1年間がこの話題で持ち越しだったと言っても過言ではないと思います。
そして患者様からよく質問されることとして、
「感染症予防に、口腔ケアは有効なの?」ということです。
結論からお伝えします。
「感染症予防に口腔ケアは有効です!」
このブログをお読みいただいてる方の中には、
「こんな大変な時期に歯科医院に行ったら危ないじゃないか?」
「歯医者にいって大丈夫なの?」
と思う方もいらっしゃると思います。
本日は「感染症予防に口腔ケアがなぜ有効なのか?」
その理由を3点お伝えさせていただきます。
【1】口腔ケアがおろそかになると、口の中の細菌数が増える。
みなさんお口の中に最近がどれくらいいるかご存知でしょうか?
実は、平均で1000億個以上いると言われています!(※個人差があります)
最近では、家以外の外出時には皆さんマスクを着用していると思います。
「マスクをしているから人前で歯を見せないから大丈夫?」と思っている方はいませんか?
口腔ケアをしないと、お口の中の細菌が数十倍~数千倍に増えてしまいます。
お口の中の細菌は、むし歯や歯周病を引き起こします。
また、近年では、歯周病菌と生活習慣病の相互関係の図書が多く出ているように、
お口の細菌が万病の元になるリスクがあります。
【2】口腔ケアでウィルス感染リスクを下げる事ができる。
お口の中の細菌には、ウィルス感染を助ける働きがあると言われています。
その細菌が舌や肺にいるため、味覚を失ったり肺炎が重症化するとも言われているのです。
そのためにも、日頃から、ご自身でのセルフケアと歯科医院でのプロケアの両方を継続して行うことで、ウィルスの感染リスクを防ぐことができます。
【3】口腔ケアが免疫力向上につながる。
それではどのように口腔ケアをしたら良いのでしょうか?
歯磨きだけで落とせる汚れは約60%と言われています。
歯ブラシで落とせない汚れは、歯間ブラシ、フロスを使う必要があります。
また、自分に合っていると思って使っている歯ブラシの硬さや大きさが合わないことで、
歯周病が悪化してしまっている、というケースもありますので、
ご自身に合った歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスを選ぶことが大切です。
まとめ
このように感染症予防に口腔ケアは有効です。
最近歯医者さんに行っていないな、と心当たりのある方は、
この機会に是非行かれることをおすすめします。
鶴瀬あおぞら歯科クリニック 院長 藤原仁